[教育]高校生が考える「幸せのピーク」はいつ? 未来に希望を持つために

首都圏の高校生30名に質問したことがある。

「人生の幸福度について、今を10とすると、20歳時点、30歳時点ではどのくらいになっていると思う?」

彼らの大半が幸福のピークは大学生時点と考えているようだった。高校生時点の幸福度を10とすると、20歳時点では平均15、そして30歳時点では平均8。「大学生活はいっぱい遊べて楽しそうだけど、社会人になったら働かなくちゃいけなくて大変そう」ということらしい。

たしかに毎日、満員電車に揺られる疲れた顔の大人たちを見ている彼らにとっては「働く=つらい」と映るのかもしれない。子供達はそんなつまらない未来に向かって生きているのだろうか。「10代よりも20代、20代よりも30代が幸せ」だと言えるような未来は作れないのだろうか?

<中略>

150年変わらない教育を変える勇気

私たちが日々愛用しているスマートフォンは、150年前は「ベル電話」だった。自動車は「人力車」だった。明治以来の150年間であらゆるものが大きく変わった。ところが日本の教育はどうだろうか? 教室で黒板を背にした一人の先生の話を何十人もの生徒が黙々と聞く光景は、150年前と何ら変わっていない。

しかし、上記の例のように日本中の学校や塾で少しずつ変革が始まっている。変革を止めてはいけない。

これからの子どもたちが生きていく上で求められる力は、今のオトナ世代とは変わってきている。そんな未来に向けて、オトナに出来ることは何だろうか?

まず自分の意識を変えることだ。「自分が受けてきた教育」は“今までの”社会を生きていくためのものであり、“これからの”社会で生きていくための教育は全く新しいものになるはずだと理解しなければならない。


「自分が受けてきた教育」を子ども達に押し付けるのはやめて、新しい教育に取り組む勇気を持とう。それが出来れば、多くの子供たちの未来が輝かしいものになるはずだ。

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