[教育]「創造社会」に経済界が求める人材とは

ニュースをチェックしていると、「AI(人工知能)」や「IoT(モノのインターネット)」といった言葉を見ない日はありません。これから子どもたちが出ていく社会は「第4次産業革命」による「超スマート社会=Society(ソサエティー)5.0」とも呼ばれ、今ある仕事の半分が入れ替わるとも言われています。そんな新しい時代に備えるため、身に付けておくべき能力とは何なのでしょうか。

日本経済団体連合会(経団連)は先頃、「Society 5.0-ともに創造する未来-」と題する提言をまとめました。AIをはじめとしたデジタル革新によって、個人の生活や産業構造、雇用など、社会の在り方が大きく変わるとして、情報社会に続くSociety 5.0を「創造社会」と名付けました。
そんな時代に必要になるのは、(1)社会に散らばる多様なニーズや課題を読み取り、それを解決するシナリオを設計する豊かな想像力 (2)デジタル技術やデータを活用して、それを現実のものとする創造力……だといいます。デジタル革新と多様な人々の想像力・創造力を融合することで「課題解決」を図り、未来をより明るいものへと導く「価値創造」をもたらす……というわけです。

そんなSociety5.0時代に求められる人材は、「自分の頭で考え、自ら課題を見つけ、解決策を設計し、AIなどを活用してそれを現実のものとする力」「多様性を持った集団におけるリーダーシップ」だとしています。

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