[教育]子どもが変われば社会も変わる。地域の農業と食文化を伝える食育の仕事

最近、「◯育」という言葉が増えていると感じます。

木育、火育、花育、色育、服育……と、様々なものを目にしますが、

「◯育」ブームのきっかけとなったのは、2005年成立の「食育基本法」でしょう。

私は「食育」について、「教育や子育て業界のトレンド」、

「子供に健康的な食習慣や、食文化などを教えること」――、

そんなイメージしか持ちあわせていませんでした。

しかし食育基本法に当たってみると次のような文言があり、

教育現場に限らず大人も対象であることが分かります。

国民一人一人が「食」について改めて意識を高め、自然の恩恵や「食」に関わる人々の様々な活動への感謝の念や理解を深めつつ、「食」に関して信頼できる情報に基づく適切な判断を行う能力を身に付けることによって、心身の健康を増進する健全な食生活を実践するために、今こそ、家庭、学校、保育所、地域等を中心に、国民運動として、食育の推進に取り組んでいくことが、我々に課せられている課題である。

出典:食育基本法(平成27年9月11日最終改正)

全国民が対象とは言え、身についた食習慣を大人になってから変えるのは難しいし、

健康状態が悪化してからでは手遅れです。

それ故、この法律の中でも幼児期からの食育が重要視されています。

この食育を職業とし、地域の子供たちに何をどう伝えるかを模索している人がいます。

2016年春に神奈川県の小学校教員を辞めて徳島県にUターンし、

同県の神山町で働く樋口明日香さんです。

食育の実践内容、学校の先生という経験が役立っていること、

仕事を通じて得られる喜びなどについて聞きました。

保育園や学校での活動で「地産地食」を根付かせていく仕事

樋口さんは彼らと同じフードハブ・プロジェクトで、「食育部門」を担当しています。

神山町の保育園や学校の先生たちと相談をしながら「食育」のプログラムを作り、

その実施をサポートし、「地産地食」(※)を地域に根付かせていくことが樋口さんの仕事です。

(※「地産地食」は地域で育てたものを、地域で一緒に食べるという、

フードハブ・プロジェクトの軸となる考え方)

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