[社会・文化]2030年の地球と息子のために時短勤務続けるパパ

日経DUALの「共働き子育てしやすい企業グランプリ2017」で6位にランクインした積水ハウス。同社の「両立しやすさ」について、パパ社員とママ社員にお話を伺い、前・後編に分けてお届けする。前編では、1年間の育休取得で「人生観が変わり」、その後も2030年の地球環境と社会、そして息子のために時短勤務を継続しているパパにご登場いただく。

「自分としては、それまでも家事・育児はそこそこやっているかなと思っていました。でも、育休に入って3カ月ほどしたら、これまでの自分の分担が全然足りていなかったことが分かりました。家事・育児の全体量を知らずに『これぐらいやっている』と思い込んでいたことが分かったんです」

そう話すのは、現在、7歳と6歳の男の子を持つ、積水ハウス環境推進部主任の寺西一浩さん。寺西さんは、次男が2歳のとき、働きながら資格取得を目指すママを支援するため、約1年間の育休を取得し、専業主夫生活を経験した。同社では、子どもが3歳になる誕生日の前日まで育休を取ることが可能だ。

<中略>

そもそも「住宅において省エネを実現したい」というのが寺西さんの入社動機だった。省エネの分野で博士号を取得した寺西さんが在籍する環境推進部では、持続可能な社会を実現するために「中間目標として2030年までに50%を再生可能エネルギーにする」などの取り組みを進めている。

「2030年を一つの区切りとして、『供給する戸建住宅、賃貸住宅からのCO2排出量を45%削減』『自社で消費するエネルギーによるCO2排出量を35%削減』など色々取り組んでいますが、2030年といえば、長男が20歳。そう思うと、2030年を自分事に感じるようになりました」

2030年に会社としての目標を達成したときに、息子に『お父さん仕事ばっかりしてたよね』と言われたくない。『お父さんは、育児も家事もしてたよね』と言われたい。『キャリアか育児か』ではなく、『白昼堂々と子どもと遊べるお父さんがいる社会』と『住宅の省エネ』のどちらも実現したい。そのためには、自分や自分の家族を変えないとダメだと思ったんです」

「長期的な目標を達成するために少しずつ変えていく」――。寺西さんは、仕事においても家庭においても、この姿勢を貫くことにした。「『自分の仕事上の評価』『家事・育児の分担』『妻の仕事』という3つの天秤で考えるようになりました。育休を取ったことで、家事と育児の全体量が分かり、自分を見つめ直す時間を取ることができ、家族としてのビジョンが見えました

 

全文はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします