[社会・文化] AIピアノと人間が合奏 巨匠の演奏、再現へ第一歩

著名音楽家の演奏データを組み込んだAI(人工知能)ピアノが人間との合奏をめざす画期的な取り組みが始まった。AIがヒトの演奏水準にどこまで迫れるか。最前線を追った。

19日夜、東京芸術大(東京・台東)の音楽ホール「奏楽堂」には、普段の演奏会とは異なる、ぴりぴりとした雰囲気が漂っていた。ヤマハが開発したAIによる自動演奏システムを搭載したグランドピアノと人間が共演する公演「音舞の調べ」が開かれるからだ。

AIピアノと共演するのは世界屈指のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の現役奏者4人(バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス)。共演曲であるシューベルトのピアノ五重奏曲「鱒」(第4、5楽章)が始まると、大舞台に慣れたメンバーにも緊張が走った。

AIは、マイクで4人の音やリズムを拾い、奏者の前に取り付けられたカメラで腕の微妙な動きなどを察知。人間に呼吸を合わせてシューベルトらしい美しい旋律を弾く。第5楽章の冒頭部分では4人と同時に出す音のタイミングがぴったり合った。

>>続きを読む(2016年5月23日  日本経済新聞 夕刊)
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