[地球・環境]徒歩通勤で地球に優しく NPOなど実行委、熊本市内パレード

自転車や徒歩、公共交通機関による通勤を促す「熊本県ノーマイカー通勤デー・パレード」が17日朝、熊本市中央区の白川公園で始まり、約200人の参加者が横断幕やのぼり旗を掲げながら市役所までの約1キロを練り歩いた。

 地球環境の保全を呼び掛ける「アースウィーク」(17~23日)に合わせて企画。県や市、NPO法人などでつくる「アースウィークくまもと」実行委員会などが毎年実施しており、10年目。坂本正実行委員長は出発式で、「将来のために地球に優しい環境づくりは重要。新しい交通のあり方を一緒に呼び掛けよう」と話した。

 毎朝バスで通勤するという会社員の井手芙由子さん(24)=同区=は「毎朝、時間に余裕を持って通えている。パレードが車以外の通勤手段を考えるきっかけになればうれしい」と話していた。

 22日午後6時半からは、アースウィークくまもとの活動30周年を記念した市民講座が市役所であり、EV(電気)バスの開発や持続可能なまちづくりなど、環境に優しい取り組みを紹介する。

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