[教育]<学力テスト>低迷する宮城県…その中で全国トップレベルの大河原町の小学生指導法とは?県教委も注目

全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で宮城県の成績が低迷する中、大河原町は2017年度の小学校算数A、Bの平均正答率(A85%、B51%)が、全国トップレベルの秋田県(A84%、B50%)を上回った。町独自の学力テストを軸にした学習計画づくりが奏功し、県全体の水準を底上げするモデルとして注目を集める。

[中略]

大河原小の放課後学習では、子どもたちが自主的に学ぼうとする雰囲気も生まれてきた。小テストを解き終えた児童が率先して「分からない人」と呼び掛けると他の子が集まり、教室のあちこちに正解への道筋を教え合う小さな輪ができる。
本年度で退職する丸山千佳子校長は「互いの教え合いで人の役に立つ喜びを感じ、社会で活躍する力につなげたい」と強調する。県教委の奥山勉義務教育課長は「大河原は学力対策のトップランナー。指定校を設けるなどし、他地域にも波及させたい」と話す。

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