「いい子症候群」とは、保護者のかたが思い描くような
「いい子」でいようとするお子さまのことです。
お子さまはいい子でいようとして、自分の気持ちを抑えてしまうことがあります。
また、「パパやママに喜んでほしい、認めてもらいたい」といった気持ちから
保護者のかたの言う通りにしか行動できず、自分の意思をもてなくなってしまうこともあるでしょう。
「いい子症候群」のお子さまはこれらの積み重ねによって、トラブルの回避方法がわからないまま
成長してしまったり、コミュニケーション力が低下してしまったりする可能性があります。
また、「いい子症候群」のお子さまは保護者のかたと一緒にいるときに
「言うことを聞くいい子」でい続けようとするあまり、保護者のかたの目の届かない場所では
たまったストレスをよくない方法で発散しようとすることもあります。
例えば家の外ではいじめる側になってしまったり、幼稚園や学校などの先生の言うことを
聞こうとしなくなったりといったことが行動として現れる場合もあるようです。
以下では「いい子症候群」になるかもしれない、
あるいはなっているかもしれないことを確認できるチェックポイントをご紹介します。
もしお子さまに当てはまる言動があったら、保護者のかた自身の言動に
気をつけていく必要があるかもしれません。ただし当てはまることがあるからといって、
育児に自信をなくす必要はありません。このチェックはよい方向へ進んでいくためのものと考えてください。
チェックしたことをきっかけに、保護者のかたがお子さまの兆候や保護者のかた自身の
言動について気づけることが重要です。
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