自然が豊かな大地、長野県のイルチブレインヨガ松本スタジオチーフインストラクターの丹下いづみ先生にお話を伺いました。
トレーナーになったきっかけは?
大学を出てから洋服の販売をする会社に就職し働いていました。大学では法学部を選択し、個人的に貢献活動や地球の未来について考えていたこともあり、自分には何ができるのか、自分が生まれてきた意味もぼんやりながら考えてきました。世界の平和や今後の地球について、話をしてみたくても周りの目があったので言えませんでした。
また職場の人間関係で悩んでいた時にイルチブレインヨガと出会いました。学生時代からテニスをしたりクロスカントリーをしていたので体力には自信がありましたが、仕事で精神的に負担を感じ体が重かったり、ストレスが多い状況だったと思います。
トレーニングを行っていくうちに、学生の頃から勉強に集中できないほど凝っていた肩もいつのまにか気にならなくなりました。朝起きたら気分がとっても良いし、体も軽くなり大げさでなくハッピーでした。
その頃、北海道や青森やその他様々な国内の平和活動家の元へ訪れたりもしていましたが、イルチブレインヨガのカナダ瞑想に参加した時、国内のみで行っている平和活動家との規模の違いに驚き、イルチブレインヨガで目指している「健康・幸せ・平和」なら、自分が漠然と思っていた理想的な平和に一番近づくことができるのではないかと思い、インストラクターになる決意をしました。
イルチブレインヨガのトレーニングは理想的なプログラム構成
イルチブレインヨガの一般クラスについて会員の方から、ブレイン体操はそんなに難しくないし、呼吸法やブレイン瞑想をインストラクターの指導通りに行っていくだけなのに、終わった時にはなんだかとてもスッキリし、思ったより爽快な気分になるとの体験談をいただくことが多いです。
一般クラスで、その方にあったブレイン体操や呼吸法、ブレイン瞑想をしていきますが、そのプログラムの構成にはとても重要な秘密があります。
イルチブレインヨガの一般クラスのプログラムは、進んでいく過程でより効果的になるように作られているからです。
メンタルのコントロール、ストレスの管理は一般的には難しいものです。なぜなら、その状態になった時に対処できる方法を知らなかったり、知っていても感情にとらわれ忘れてしまうこともあるからです。
人は緊張すると呼吸が浅くなり短い呼吸になってしまいます。不安だったり心配なことがあるときに、ゆっくり深呼吸をして心を落ち着かせた経験は誰にもあるでしょう。イルチブレインヨガでは呼吸を効果的に活用しているため、トレーニングを続けるうちに呼吸が深くなり自分で呼吸をコントロールすることができるようになります。
ブレイン体操では意識的に呼吸に合わせて筋力を使う動作をし、一時的に緊張状態を作ることで全身の血流を活発にし、その後、呼吸法やブレイン瞑想で効果的にリラックスできるような構成になっているのです。
体がかたいのは、脳がかたい?
人は自然に安定を望む欲求があります。無意識のうちに今の状態でいたいという欲求です。そして、まったく経験したことがない状況には抵抗を持ってしまいます。「ここまでが限界」「これ以上はしたくない」と深層心理が働いてしまうからです。
ですが逆に「火事場の馬鹿力」という言葉があるように、いざというときには想像もつかない力が発揮されることもあります。普段は封印されている脳の使われていない場所が開放されるのです。自分でも知らないうちにブレーキをかけてしまっていることを少しでも緩やかにしていくことで、「ここまでが限界」を突破していくことができます。
一時的に筋力を使った緊張の状態から弛緩に移った瞬間には無意識の心のブレーキが働かないため、ブレイン体操でその状態をつくると本来可能である可動域まで動作を行なうことができるのです。
イルチブレインヨガのブレイン体操で健康チェック!
腕の柔軟性であなたの健康年齢をチェックしてみましょう。左右の腕を交差させ、指を交互にからめて握り合います。息を吸いながら腕をゆっくりと内側からねじり、外側に伸ばします。伸びきった状態で少し止めて、息を吐きながら腕を解きます。今度は左右の手を組み替えて、同じことを行います。
腕をしっかり伸ばせればGOOD!伸ばした状態で下のほうに降ろせると、さらにGOODです。ムリはしないでください。
腕がうまくねじれなかったら、肩甲骨と肩が硬くなっているということ。少しずつ柔らかくしていきましょう。肩をほぐすのにたいへん効果的なストレッチです。
腕の柔軟性であなたの健康年齢をチェックしてみましょう。左右の腕を交差させ、指を交互にからめて握り合います。息を吸いながら腕をゆっくりと内側からねじり、外側に伸ばします。伸びきった状態で少し止めて、息を吐きながら腕を解きます。今度は左右の手を組み替えて、同じことを行います。
自分にできることを精いっぱい
自分が他県から松本スタジオに異動になった時からとてもビジョンを描きやすくなりました。自由になった感じがあり会員の皆様の成長に集中できます。私の夢は海外にイルチブレインヨガで行われている脳教育を広く伝えていくことです。今に集中し、会員の皆様と共に自分もスタッフも成長していきたいと思います。