沖縄県石垣市新川の入嵩西清佐さん、秀さん夫妻は、17歳の正月に出会って85年。今年も自宅で新年を迎えた。共に1916(大正5)年生まれの101歳。家族そろって過ごした元日、仲むつまじい夫妻は共に八重山民謡「デンサー節」を口ずさんだ。子や孫らに囲まれ「幸せいっぱいさ」と顔をほころばせた。
33年に出会った後、秀さんが台湾、清佐さんは石垣と離れ離れに。遠距離恋愛は手紙のやりとりで乗り越え、37年2月に結婚。4男2女に恵まれた。
今は市内の介護老人保健施設で暮らす清佐さんは元日に自宅に戻り、ちょっとだけビールを口にしてデンサー節を披露。そばにいた秀さんも、思わず口ずさんだ。夫婦円満の秘訣(ひけつ)を「(心は)いつも一緒」とはにかんだ。
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