SNSで注目を集めると一気に拡散されるローカルCMや地方PR動画。ぐろ~かるCM研究所は、その中でも話題性のある動画を「ぐろ~かるCM」と定義し、優れた動画を「ぐろ~かるCM大賞」として毎年発表している。今年はサイトに掲載された152の動画の中から、大賞2つと特別賞5つが選ばれた。中でも特別賞は、選考の際に動画のコンセプトが重要視されている。
インパクト重視の「ぐろ~かるCM」。しかし、これからは新しい話題性が必要だと鷹野所長は指摘する。「これからのPR動画としては、PR動画だけでは終わらない、例えばイベントとリンクしたり多面的な展開をしていくという傾向が強くなってくると思う」。実際にリアルのイベントをリンクさせた山梨県小菅村のPR動画『小菅オブザデット』は成功例といえるだろう。
ローカルCM・地方PR動画は年間1000本以上作られるというが、なぜ地方PR動画は多く作られるのか? 鷹田所長は「2015年以降、総務省がPR動画制作の助成金を打ち出したこと」「ご当地キャラは維持費や稼働が必要な一方、動画は制作してアップするだけで管理する必要がないこと」の2つを挙げた。
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