[社会・文化] 従業員エンゲージメントを高める3つの方法

従業員エンゲージメントは近年注目を集めており、大小さまざまな企業が従業員をやる気にさせ、生産性を高めるためのプログラムを開発している。PR・マーケティングコンサルティング会社の米コーン・コミュニケーションズの調査によると、74%の回答者は社会に良い影響を与える機会が職場で与えられると、仕事がより充実したものになると答えた。近年、サステナビリティに重点を置いた取り組みに携わりたいと考える従業員の声は高まっている。

コーヒー事業を手掛ける米キューリグ・グリーン・マウンテンは、従業員が事業を通して良い変化を起こせる機会を会社が与えることは、従業員の充実感を高めるだけでなく、同社のミッションである「Brew a Better World (より良い世界をつくる)」を加速させていく上でも重要だと考えてきた。

同社は2016年度のサステナビリティ・レポートで、全ての従業員がビジョンと価値を理解し、その目標に向けて行動するための機会を提供することを宣言した。2016年度は、70%の従業員が何かしらのサステナビリティ・プログラムに参加している。

目標を達成するための主要なプログラムは「コミュニティ・アクション・フォー・エンプロイーズ(Community Action for Employees :CAFE)」という地域でのボランティアプログラムだ。CAFEプログラムでは、全ての正社員に1年間で52時間までの有給ボランティア休暇を与えている。
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