[社会・文化] スマホ脳の次はブレインロット? 集中力低下に悩む現代人のための脳活用術、新刊『ブレインフォンをオンにする』発売へ

世界的瞑想家であり、ニューヨーク・タイムズ紙などでベストセラーとなった経歴を持つ一指 李承憲(イ・スンホン)氏の最新刊『ブレインフォンをオンにする:AI時代、人生の主になる脳活用術』が、来る2025年10月29日(水)に発売されることが決定しました。デジタルデバイスによる集中力の低下や情報過多が社会問題となる中、本書は「内なる脳の力」を活性化させる新しいアプローチを提案しており、10月13日(月・祝)よりオンラインストアで予約受付が開始されています。

 

■ “脳が腐る”? デジタル時代がもたらす新たな課題

スマートフォンが手放せない、SNSの通知が気になって仕事に集中できない――。多くのビジネスパーソンや学生が、こうしたデジタル機器による生産性の低下という課題に直面しています。最近では、若者を中心にネットスラング「ブレインロット(脳の腐敗)」という言葉が広まるなど、情報過多による精神的な衰退は社会的な懸念として注目され始めています。

AIが人間の情報処理能力を凌駕しつつある現代において、私たち人間は自らの「脳」とどう向き合っていくべきなのでしょうか。

 

■カギは「内なるスマホ」、“ブレインフォン”にあった

本書では、外部の世界とつながるスマートフォンとは対照的に、私たち自身の直感や創造性といった「内なるリソース」とつながるための脳のシステムを「ブレインフォン」と名付け、その活性化を提案しています。

著書によれば、意識を自分の内側に向けることで脳のモードを切り替え、情報に振り回されることなく、人生を主体的に選択する力を取り戻すことができるといいます。

 

■日常がトレーニングに変わる「ブレインスポーツ」という新習慣

「ブレインフォン」を活性化させるための具体的な方法として紹介されているのが「ブレインスポーツ」です。これは単なる運動や瞑想を指すのではなく、日常のあらゆる活動を自己成長の機会に変える「ライフスタイル」そのもの。

本書では、呼吸法や瞑想といったすぐに実践できるものから、身体と精神の両方を鍛える挑戦的なトレーニングとして「ブレイン懸垂」といったユニークなメソッドまで、段階的に解説されています。これらの実践を通じて、読者は問題解決能力の向上、創造性の開花、さらには人間関係の深化といった様々な「ギフト」を得られるとしています。

著者の一指 李承憲氏は、「本書が、読者一人ひとりが自身の脳の主導権を取り戻し、自分と世界をより良くするための一助となることを願っている」と語っています。情報化社会の荒波を乗りこなし、自分らしい人生を創造するためのヒントが詰まった一冊となりそうです。

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