健康意識の高まりもあり、100歳まで生きられることが当たり前となりつつある一方で、健康づくりにほとんど関心のない人が全体の7割を占めるというデータがある。これらの人の意識や行動を変えるには、知人や家族による口コミが最も効果的だと分かり、現在、その役割を担うボランティアの「健幸アンバサダー」が全国で養成されている。取り組みが盛んな静岡県三島市で活動を取材した。
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無関心層の意識を変え、運動や食事などの生活習慣改善の行動に結びつけてもらうには、口コミで健康情報を広める「伝道師」の存在が重要との認識から生まれたのが健幸アンバサダーの制度だ。
現在、同協議会に参加する自治体や企業などが、住民や社員、その家族や顧客に呼びかけて講座を受けてもらう形で養成。全国で約1万7000人がアンバサダーに認定されている。参加企業の中でもカーブスは養成に力を入れ、全体の約7割に当たる約1万2000人が同社の社員やジムの会員だ。
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