NTT東日本は30日、ロボットをインターネットにつなげて対話や遠隔操作ができるクラウド型サービス「ロボコネクト」を発表した。多種多様なロボットにネット経由で「頭脳」の機能を提供し、アプリを使って対話やゲーム、クイズが楽しめる。第1弾としてヴイストン(大阪市)が開発した卓上型の「Sota(ソータ)」に対応、高齢者向けにレクリエーション関連アプリを用意した。介護施設などの需要を狙う。高齢者向け用途ではソフトバンクグループの「ペッパー」が先行するがライバルとなるか。
「漢字クイズ、四字熟語だよ。この漢字はなんと読むでしょうか」
ロボットのソータの掛け声に合わせてテレビ画面に四字熟語が表示される。少しすると「正解はれんちこうみょうだよ」の声とともに正解が表示され、四字熟語の意味を解説してもらえる。NTT東日本のクラウドサービスとソータ、高齢者向けクイズアプリ、テレビを組み合わせた活用イメージだ。
卓上ロボ「ソータ」やテレビをつなげて漢字の読み方クイズなどが楽しめる