[社会・文化]和食の次は「お茶」。「伝統文化の再生屋」が手がける、日本茶の世界進出

フランス・パリで日本茶の可能性を掘り起こそうとする男がいる。丸若裕俊(37歳)「日本の伝統文化の再生屋」と言われている男だ。丸若はフランスで何をしようとしているのか。丸若が語る「日本茶、日本の伝統文化の可能性」とは?(ライター宮本恵理子/Yahoo!ニュース編集部)

ユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、世界的なブームが続く「和食」。現在、政府が力を入れようとしているのが「日本茶」だ。

「お茶と言っても知名度は限定的で、例えば抹茶が人気なのは、主にお菓子などに使われるフレーバー。抹茶自体の定着は、多くの人にとってはまだまだマイナーな飲料というレベルです。だからアプローチをゼロから考えました。重要なのは誰にとっても分かりやすいキーワード。お茶はもともと薬として使われていたという“ストーリー”があるのが強みで、世界的な健康志向にもフィットすると感じました」。

世界を目指す上で、一人の師との出会いも大きな転換点となった。佐賀県・嬉野の茶師・松尾俊一氏だ。6代続く茶農家に生まれながら脳科学を学び、高度医療に携わっていたという異色の経歴から茶師になり、わずか2年で大臣賞で最高位入賞実績を残した嬉野きっての茶師である。

「お茶を飲むと、“どこかほっとした”気持ちになるでしょ?それが実は脳にとてもいい影響があるんですよ。やはり健康という言葉は世界共通です」

全文はこちら(Yahoo!ニュース 特集)↓
和食の次は「お茶」。「伝統文化の再生屋」が手がける、日本茶の世界進出