脳科学に基づいた指導で、北京五輪での北島康介選手を始めロンドン五輪、リオ五輪で多くの選手にメダルをもたらした脳科学者の林成之氏。“育脳”に関する著書も多く、「幼児期の環境が、その後の人生に大きく影響する」と力説。そして「子どもの可能性を引き出すのは親」と断言する林先生に、幼児に向き合う親の心得を聞いた。
① 興味をもたせ、自分を好きにさせる。
脳は情報を受け取ると、脳のA10神経群で「好き」「嫌い」のレッテルを貼るため、楽しい雰囲気をつくり、興味をもつように誘導する必要があります。ここで「おもしろい」「楽しい」といったプラスのレッテルが貼られないと、理解、思考、記憶といった脳の機能が十分に機能しなくなるので、親は与えたテキストやおもちゃなどを楽しいものと思わせてください。
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