女性に求められる役割がとても多い現代。それぞれを切り離して行動することは難しく、そのため優先順位をつける判断力、バランスよくこなす計画力、予定が変更となったときの柔軟性など、さまざまな能力を求められます。これらが苦手だな、と感じている方におすすめなのが「マインドマップ」。
ビジネスツールのイメージが強い「マインドマップ」ですが、実は役割が多いママたちにもぴったりのツールだと、「マインドマップ」のアドバンス・プラクティショナーの資格を持つ鈴木美香さんは語ります。鈴木さん自身、「マインドマップ」を使用し始めたことで、思考から生活までがらりと変わったといいます。そこで、鈴木さんの活用術や、初心向けの練習方法をお聞きしました。
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鈴木さんは、次男が4歳の頃から「マインドマップ」を家族の中で取り入れ始めたのだそう。子供が小さいころはイラストをふんだんに使い、口頭で説明をしながら一緒に描きこむようにしていました。子供たちの言い分も聞きつつ、それを紙に描くことで子供たちは承認されていると感じ、自ら参画してくれるといいます。また、描きこんだ紙を貼りだしておくことで、子供たち自ら確認をすることもできます。
「例えば、大掃除など家族で作業分担をしたいときにも便利です。分担場所と一緒にごほうびも書き込むことでやる気が断然アップしますし、掃除し終わった場所は自分で塗りつぶすので達成感が味わえます。我が家の場合は兄弟でどちらが先に全部塗りつぶせるかを競い合いながら、ゲーム性をもってお掃除をしています」
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また、これからの季節、特におすすめしたいのが、新年度の目標を描き、家族全員が見える位置に貼りだすこと。それは、これからの子供たちの情操教育にとっても、いい影響があるのではないかと鈴木さんは語ります。
「子供たちの目標だけでなく、親である私たちも一緒の紙に描きこみます。子供たちは親は完璧なものだと思いがちですが、子供たちも目が触れるところに描きこむことで、親にも目標や悩みがあることを知ります。親と子供が対等であることを知れば、何かに思い悩んだとき、彼らが相談しやすい環境になると思い始めました」
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