日本ベンジャミン人間性英才学校(校長・品川玲子、以下ベンジャミン学校)の2期生の卒業式と3期生の入学式が4月8日、三重県志摩市の地球市民研修センターで同時に開催されました。この日、卒業生を代表して入学当時からの成長ストーリーを語った、磯貝久里子さんの発表をご紹介します。
「こんにちは。日本ベンジャミン人間性英才学校2期生の磯貝久里子です。よろしくお願いします。日本ベンジャミン人間性英才学校に入学する前は、私はアメリカのハワイ州に住んでいました。海外にいたときは、自分の夢についてあきらめていたことが多かったです。なぜなら小学校のときは学校の成績がひどくて授業についていけず、勉強を頑張っても先生や親から認めてもらえなかったり、がっかりされたりして、自分に自信や希望を持てなかったときがありました。
ですが、日本に戻ってきて、環境がすべて変わってしまったので、この機会に自分の夢を見つけようと思い、日本ベンジャミン人間性英才学校に入学することを決めました。入学してから、新たな気持ちよりも不安や心配な気持ちで過ごしていました。プロジェクトにあまり自信がなくて、やりたいことがあっても積極的に最後までできず、ときにはめんどくさいとか、あきらめたいという感情のほうが多かった1年でした。でも、そんなつらさがあったからこそ、すごく成長したな~と今の自分をほめることができます。
私が日本ベンジャミン人間性英才学校に入学してからやってきたプロジェクトは地球環境問題を調べることで、環境汚染にとても興味を持ちました。最初は地域で始めたLOVE THE EARTHテーマにしたゴミ拾いプロジェクトで地球市民活動を地域の人々や、そこから多くの人々に広めていきました。地球を守りたい、その意識を多くの人に広げていくことが、この学校で見つけた夢です。それは地球市民スピーカーになることです。世界中の人に地球市民意識を広げることが、私の夢です。
日本ベンジャミン人間性英才学校に入学して1年間で学んだことが2つあります。1つは「挑戦」です。この学校に入学する前は挑戦するのが苦手で、自分で計画を立てて行動するのがすごくイヤでした。日本ベンジャミン人間性英才学校ではすべてが挑戦で、全部が自由なため、自分でやらなきゃいけないのがめんどくさくて、大変な思いをしたりつらいときもありましたが、ベンジャミン学校で学ぶBOSの5つの法則を通して「選択すれば成し遂げられる」ということが分かり、ちゃんと選択すれば難しいプロジェクトでも最後までできて自分の可能性を大きく広げることができました。自信をもつことができ、自分のやりたかったことや夢も実現することができました。
もう1つ学んだことは、日本ベンジャミン人間性英才学校ではひとりではないということです。つらい思いをしたからこそ、ひとりで落ち込んで我慢したり苦しいときにサポートしてくれる多くの仲間がいました。プロジェクトを最後まで達成できるようにずっと背中を押してくれたメンターの先生、不安なときに一番近くで相談相手になってくれた担当講師や館長、そしてこの1年間ずっと支えてくれた親たち。最後に、この1年間で家族のように仲良くなった2期生のみんながいてくれたから、私はここまで成長できました。中央ワークショップのとき、みんなに「あきらめない」という意志があったから、日本ベンジャミン人間性英才学校で大きな絆ができたんだと思います。プロジェクトに悩んでいるとき、必ず手を差し伸べてくれる仲間たちがいました。ほんとうに感謝しています。一緒に悩んで泣いたり笑ったりして最後まで卒業までゴールまで走り抜けたことがほんとうに誇らしいし、感謝しています。言葉で言い尽くせないくらいうれしいです。
最後に、私たちの学校を応援してくださった皆様に感謝いたします。ありがとうございました」