日本ベンジャミン人間性英才学校では、様々な国際交流の機会があります。海外の生徒らと共に、ボランティア活動や同校の特徴である「自己主導型プロジェクト」に取り組むことで、より有意義な国際交流が経験できます。
末崎歩望(すえざき・あみ)さんも、ベンジャミン学校の国際交流で大きな成長を遂げた生徒の一人です。末崎さんは2017年4月に入学した2期生。5月と8月にILCHI HSP伊勢研修院で行われた「日韓国際ワークショップ」に参加しました。そこで、「人生で初めてのことだらけ」という貴重な経験をしました。
ベンジャミン学校の国際ワークショップでは、日本全国の生徒が集まって地球市民運動をしたり、サミットをしたり、様々なことを行います。海外のベンジャミン人間性英才学校の生徒も参加します。
末崎さんが参加したワークショップには、韓国のベンジャミン学校の生徒たちが参加しました。末崎さんは「韓国の子たちと言葉がつうじなくて、はじめはコミュニケーションがとれなかった」と言います。それでも、「英語でなんとか話したり、自動翻訳をつかったりしてどんどん慣れていきました。言葉の壁をこえて会話をできた。それがとても楽しかったです」
末崎さんにとって何より印象深かったのが、みんなで一緒に取り組んだ地球市民活動。「海辺のゴミ拾いをしたりして、地球のためにできることを頑張ってしました。それから、マッサージや署名集めなどをしながらたくさんの人たちと交流できました」。こうした経験を通して、「地球のため、人のために活動することは、こんなにも楽しくて気持ちがいいものなんだと気づいた」といいます。
ワークショップでたくさんの韓国の同年代の子たちと出会い、そして、地球のために汗をかいたことで「今までの自分とはちがう自分に出会えたような気がした」と振り返ります。
「今でも連絡をとりあっている韓国の友達もいるし、語学に興味をもつようになりました。
たった2泊3日間だったけどたくさん自分をかえることができたワークショップでした!」と、目を輝かせています。
日本ベンジャミン人間性英才学校では、地域社会と世界を“学び舎”とし、様々な出会いや体験活動を通して、生徒たちの人間性を高めていきます。「集中力」「忍耐力」「創造力」「責任感」「包容力」という5つの徳目(五徳)を重視し、体も心も健康な人間像を追求します。