[地球・環境]カップヌードルが新容器 植物由来素材、8割に増加

日清食品は11日、「カップヌードル」の容器を12月から、植物由来の素材を多く使うタイプに順次変更していくと発表した。石油由来のプラスチックの割合を下げ、焼却処分した時の二酸化炭素の排出を1容器あたり16%減らせるという。

2021年度中にはすべて切り替える。新容器では植物由来の素材が現在の約7割から約8割に増え、残りは石油由来となる。保全性や断熱性は維持でき、味や香りは変わらないという。「どん兵衛」などの容器や「チキンラーメン」などの袋でも、植物由来プラスチックの割合を高めることを検討している。

海洋プラスチック問題や石油由来の素材を使った製品の環境負荷が問題視されており、食品メーカー各社はリサイクルシステムの推進などに力を入れている。

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