[社会・文化]Love myself Love my city 愛するわが町を健康・幸せ・平和に~「ハッピーブレインシティづくりフォーラムin横浜」開催

「ハッピーブレインシティづくりフォーラムin横浜」(後援 横浜市教育委員会、ECOなど)が9月7日、横浜市西区岡野の横浜市西公会堂1号会議室で行われました。ハッピーブレインシティづくりフォーラムは、脳教育を活用して地域の健康づくりを応援する講義&交流型イベントです。全国各地で順次行われており、横浜では初の開催となります。

フォーラムでは、「ハッピーブレインシティプロジェクトによる幸せなまちづくり提案」と題して田中ゆかりIBREA JAPAN会長が講義を行い、その中で脳教育トレーニングのひとつである天門瞑想を紹介しました。参加者たちは瞑想を体験した後、隣の人と互いに感想を述べ合いました。田中会長は「このように始めて出会った人と交流するのも脳教育トレーニングのひとつの特徴です。トレーニングをすると純粋になり、よく通じ合えるようになる」とし、「そんな社会にしていくのがハッピーブレインシティづくりプロジェクトの目的でもある」と述べました。また、「Love myself、Love my city」について説明し、「愛、健康、幸せ、平和。これは全部、自分発信です。脳教育トレーニングを通して、自分を愛すること、自分を認めること、自分自身を喜ばせること、それをもっと多くの人に知ってほしい」と述べました。

また、横浜を中心に活動する高橋千賀子ブレイントレーナーが活動事例を発表しました。テーマは「子どもの自己肯定感アップは家庭から ~ 脳教育実践レポート」。高橋氏は「自分はこれでいいのだ、自分は素敵な存在だ」と自ら認められるのが自己肯定感で、これは「乳幼児期の親と身近な大人との関わり」が重要だと述べました。また、今後について 「大人も子どもも一緒に自己肯定感を高めていき、自己価値に気づいて自己実現できるように取り組んでいきたい」と抱負を語りました。

一方、布川公江ブレイントレーナーからは「認知症予防運動と超高齢社会の生き方提案」と題する発表がありました。布川トレーナーは脳教育と出会ったことで、長年の体調不良が短期間で回復し、健康を取り戻したという経験の持ち主です。5年前からブレイントレーナーとして活動し、認知症の予防活動にも力を入れています。老齢期の心身のトラブルは、それまでの生活習慣が積み重なった結果であるとも言われます。脳教育トレーニングで脳と体を目覚めさせ、活力にあふれた老後生活を送っている60~80代の人たちの事例を紹介しました。