[教育] 世界を舞台にプロジェクトをしたい!泣きながらでも自分を貫き通せたのはベンジャミン学校の皆の応援のお陰です

日本ベンジャミン人間性英才学校(校長・品川玲子、以下ベンジャミン学校)の2期生の卒業式と3期生の入学式が4月8日、三重県志摩市の地球市民研修センターで同時に開催されました。この日、卒業生を代表して入学当時からの成長ストーリーを語った、眞坂海生君の発表をご紹介します。

「こんにちは。日本ベンジャミン人間性英才学校アドバンストコースの眞坂海生です。よろしくお願いします。まず僕を見て、どう見えますか?(かっこいい)ありがとうございます。僕は日本人の母とイギリス人の父から生まれたハーフです。そして、僕は小さい頃、思ったことをすぐに行動に移してしまう、すごい迷惑をかけるような子どもだったんですよ。それで周りの友だちにすごく迷惑をかけたから、ときには「ハーフ、どっか行け」とか、「日本から出ていけ」って言われたことがありました。それを言われて、すごくショックを受けて、それ以来、周りと同じことをするようになり、周りの雰囲気に合わせていました。僕はベンジャミン学校に入学する高校1年の秋までは、ずっと従順で、いい子で、まじめで、びびりで、自分の感情を絶対に表に出さない、カッコつけるようなつまらない子でした。でも、ベンジャミン学校に入ったら、すべてが変わりました。

ベンジャミン学校では、BOS授業、ベンジャミンDream Year Project、メンター授業を通して、ニューヨークのオリンピアード大会やニュージーランドの地球市民キャンプにも参加しました。すべてが初めてのことで、胸がワクワクするほど楽しいことがたくさんありました。勉強、部活、テレビを見ることしかやりたいことがなかった自分が、やりたいことがいっぱい増えて、本当に夢の1年でした。1年を通して、知らない間に喜んだり悲しんだり不安になったり恐怖を感じたり、今まで見たことのない表情がたくさんありました。でも、何だかその1年が中途半端に感じたんです。自分に100%の価値観を持っていない、そんなのはイヤだって思ったので、ベンジャミンアドバンストコースを選択しました。

ベンジャミン2年目を始めてからは、もうすでに高校3年生で、進路を決めなきゃいけない大変な時期に入っていました。ずっと、どの大学に行こうかとか、将来何になろうかとか、悩んでいてとても不安でした。でも、福島のドリームイヤープロジェクト、学童、ホメホメプロジェクト、1億人のスマイルプロジェクトをしたり、また僕をずっと応援してくださる地球市民仲間と一緒にプロジェクトをすることで、地球市民リーダーとしての意識が広がりました。もっとこれらのプロジェクトを世界を舞台にやっていきたい、世界に出たいっていうことが分かりました。でも、これをするには、勇気を出して親にも伝えないといけないし、高校の友だちのみんなと違う道に進まないといけない、心臓がドキドキするくらい緊張しながら周りのみんなに自分の本心を伝えてぶつかり続けました。ぶつかるたびに何度もくじけて、自分の部屋のベッドでたくさん泣きました。でも、僕の担任講師が常に僕の目を覚まさせてくれて助けてくれたので、貫き続けることができて、親にも認めてもらって、アメリカのニューヨークの大学に進学が決定しました。

この2年間でいろんなぶつかりがあったけど、あのとき貫き続けずにあきらめてしまっていたら今頃立ち止まったままで、今の僕はいないと思います。ここまで来れたのも僕を人間性英才にしてくれたベンジャミン学校の校長先生、学習館長や担任講師、そして心配しながらも応援してくれた両親・親族、メンターの先生のお陰なので、本当に感謝しています。これからも僕らしく自分を貫いていきます。

最後に、ベンジャミン学校のもととなっている脳教育をつくってくださった、一指李承憲学長に感謝します。ありがとうございました」