[地球・環境]120人がカヌーでごみ拾い 古座川でクリーンアップ作戦

カヌーで川を下りながらごみ拾いをする「第18回古座川クリーンアップ大作戦」(南紀串本観光協会主催)が20日、和歌山県古座川町の古座川であった。県内外から約120人が参加し、美しい景観を楽しみながら清掃した。

近畿地方を中心に遠くは岐阜県から参加。2回目以上という人が半数を占めたという。コースは同町相瀬の国指定天然記念物「古座川の一枚岩」前から、同町月野瀬の南紀月の瀬温泉ぼたん荘前までの約12キロ。

一枚岩前で開会式をし、参加者が一斉にスタート。川面には赤や黄、青、黄緑など色とりどりのカヌーが浮かんだ。この時季の古座川の風物詩となっており、写真撮影するアマチュアカメラマンの姿も見られた。

同町鶴川の鶴川橋近くの河原では、参加者がカヌーを降り、バーベキューを楽しんだ。サメなど魚の干物、サザエやトコブシ、おにぎりなどが用意されており、談笑しながら食べた。食後に川下りを再開し、ぼたん荘前でゴールした。ごみは空き缶やペットボトル、ビニール、発泡スチロール、布、鉄くずなどがあった。

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